おさだのの自然

調査の概要 この調査は、昭和48年に行なった団地全域にわたる木本を中心とした予備調査と、 昭和49年〜昭和50年の草本、昆虫を主にして行なった生物調査に分かれている。　　 生物調査 生物調査は、草木・昆虫・鳥について行なった。調査の範囲は、工業団地の自然林に集中して行ない、悉皆調査とした。 特に草本については開花期に焦点をあわせて追跡調査を行なった。 昆虫・鳥についても同様追跡調査を実施した。 必要と思われるものについては、カラースライドと標本を残すことにした。 蝶類については、ほぼ調査ができたが、昆虫全般とイネ科、カヤツリグサ科、蘚苔類の調査は不充分であったので、今後の調査にゆだねることとする。 この調査では草本220種、蝶類61種、鳥類36種が確認された。

主な観察場所

記号	名称	面積	地域概況
Ａ	長田野公園　噴水広場	8.4ha	前田西奥池周辺の自然林と噴水大芝生の人工公園
Ｂ	市の谷公園　養老の森	8.2ha	自然林を残した渓谷であり、人工池・散策路を配している
Ｃ	市の谷公園　仲よし広場	7.2ha	中央に松、雑木の自然林を配した広場の公園
Ｄ	市の谷公園　けいじゃ池付近	2.4ha	古い溜池が湿地を形成している
Ｅ	長田野公園　運動広場	5.7ha	運動場を中心にした人工緑化地区

おさだのの自然−鳥類目録−